2学期始業式 〜最後まで諦めない〜

 9月1日から2学期が始まりました。夏季休業中はどのように過ごしたでしょうか。3年生はもちろん受験モードに入っていますから模試や塾に背中を押されながら、受験勉強に励んでいたことと思います。1・2年生は3年生からバトンタッチされた部活動に汗を流していたことでしょう。私はといえば御多分に漏れず、リオオリンピックをテレビ観戦する毎日でした。日本人選手が最後まであきらめないで戦い、結果を出している姿に感動を覚えました。「最後まで諦めない」と、言うことは簡単ですが、実際に実行しようとしたら、たいへんな心のエネルギーが必要です。日本を代表する選手たちは苦しくて厳しい本物の練習をして、誰にも負けない自信を獲得しているから、あの最後まで諦めない粘り強さが生まれてくるのではないかと思いました。

 同様に私を感動させてくれたのが大谷菜々子さんの5000m競歩での姿でした。全国高校総体に参加するだけでも素晴らしいのに、決勝に残り、その勇姿を見せてくれました。私たちの応援する中、最後の直線で一人を抜いて9位でのゴールでしたが、最後まで諦めないで頑張った彼女に神様がプレゼントをくれました。それが8位入賞です。先にゴールした選手の中に失格者が出たため、順位が繰り上がったのです。(競歩は歩く違反を3回すると失格になる過酷な競技です)オリンピック選手同様、最後まで諦めなかった者への御褒美があるのだと確信しました。

 生徒諸君に「最後まで諦めるな」と改めて言いたいと思います。諦めた時点で終わりです。自分を信じて最後まで戦ってください。そのために心にエネルギーを充電しておきましょう。それには準備をしっかりと怠りなく実行することです。部活なら練習に本気で取り組むことだと思います。受験勉強なら自分の弱点を補強し、強み(得意科目)をいっそう伸ばす学習を最後まですることです。そして、どのような状況におかれても絶対に諦めないで、最後の合図があるまで挑み続けることを数多く経験し、自信をつけてほしいと思います。

清流祭を終えて



 梅雨空が鬱陶しさを助長し、気分もなんとなく晴れない今日この頃です。平成28年度5月28日〜29日に清流祭文化の部、31日には体育の部が行われました。各クラス、各部活が工夫を凝らした出展やパフォーマンスで楽しい時間をすごすことができました。生徒諸君の素敵な笑顔が大成功だったことを物語っています。バザーや出店で御協力いただいた保護者・後援会の皆様ありがとうございました。おかげさまで駿豆線の事故やディズニーのパレードにも負けることなく今年度の一般公開は昨年度を上回る来客数でたいへん盛り上がりました。(清流祭の様子は他のページをご覧ください。)
 あっという間に本校の最大行事である「清流祭」も終了し、いよいよ3年生は受験モードへと切り替えていくことになります。1・2年生も部活や進路においてそれぞれの目標に向かって、新たなスタートを切ったことでしょう。清流祭で見せてくれたパワーを次の方向へと転換し、さまざまなことに本気でぶつかってほしいと思います。
 先日、河川敷の引き上げ訓練をしましたが、昨年の倍の人数が協力をしてくれて、昨年の半分の時間でゴール等を引き上げることができました。協力してくれた部活の皆さんありがとうございました。今年は未だに台風が発生していません。自然の力には逆らうことはできませんが、河川敷に大きな被害がないことを祈るばかりです。

ご挨拶



 平成28年度4月1日、本校に赴任いたしました。早咲きで散ってしまうかと心配されたさくら公園のソメイヨシノも6日の入学式には見事な花を咲かせ新入生を迎えてくれました。205名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。地域の進学校としての地位を築いている本校の伝統を受け継ぐ勇者が新たにこの地にやってきました。「『文武両道』言うは易いが行うは難し」と言われる昔からの言葉を今まさに実践するために入学したのです。先輩たちの姿をしっかりと見て、自分なりの文武両道を成し遂げてください。
 何事にも一生懸命やることが「文武両道」を成し遂げる極意です。努力することを知っている皆さんなら必ずできるはずです。大いに期待しています。
 さて、2・3年生の皆さん、進路の目的は決まりましたか。始業式で目的と目標についてお話をしました。自分で決めた目的に向かって、着実な目標をクリアしていくことが進路実現の道のりです。近道はありません。着実に正確な道を歩けたものが目的にたどり着くのです。決して楽な道ではないことはわかっていますが、それにチャレンジすることができるのも君たちではないでしょうか。
 受験は個人戦であり団体戦でもあると言われます。個人の実力をしっかりつけて目的の大学に受かるだけの資質を養わなければなりません。しかし同時に、伊豆中生全員が受験という目的に向かってスクラムを組みながら時には倒れそうな者を引っ張り、時には自分が引っ張られて進んでいきます。これはまさに団体戦です。弱気になったとき奮い立たせてくれる友、くじけそうになったら支えあう友、そしてご家族の協力があることを忘れてはなりません。目的の大学に受かったとき、心から感謝の気持ちを言える生徒になってください。

平成27年度を終えて



 今日で、今年度も終わり、皆さんは来月から新しい学年になります。
 今年一年間を振り返ってみて、学習、部活動、その他友人関係などは満足いく一年間だったでしょうか?
 学習で頑張った!部活動をがんばった!と言える人、たくさんいることと思います。来年も、その調子で頑張ってください。

 さて、2年生は、3年0学期を迎え、自主学習や課題に取り組んでいることと思います。今週日本大学を会場に行われたパワーアップ講座に90名以上が参加し、高校入試のときに清流館で行われた清流セミナーに96名が参加、さらに先週行われた勉強合宿に46人が参加しました。清流セミナーや勉強合宿は、途中で様子を見に行きましたが、黙々と学習していましたので、すごい集中力だと感心しました。
 1年生は、後輩を迎えることになります。勉強に対する姿勢も、部活での行動でも、先輩として振る舞わなくてはなりません。先輩になるという自覚を持ってください。1年生もまた、学習に対する取り組みがよくて、テスト前の「スタ場(スタディーする場)」や、一言もしゃべらず自習する「がんばるタイム」に学年の半分以上が参加し、また9月から実施している発展学集会にも半数以上の人が参加していると聞いています。

 学校全体が、勉強する雰囲気をどんどん高め、皆で取り組んでいければ、よい結果を招くのは間違いありません。部活動にも、学習にも一生懸命取り組む本校の目指す文武両道を全員で実践していって欲しいと思います。

 ところで、国も県も、高校生のグローバル化を進めようとしています。高校生で留学するのは、まだいろいろなハードルがありますが、若いときに世界を見るのは、よい刺激になります。できれば学生時代に留学をすることをお勧めします。アメリカの大学では、文字通り全世界から多人種が集まってきますので、それこそキャンパスは人種の坩堝です。そこで外国の友人を作るのもいいと思います。日本との違いを感じてくるのもいいと思います。多文化を受容するという、少しでもそういう雰囲気が当たり前になって欲しくて、今年も1年生に留学生を受け入れています。ぜひ、留学をしてみてください。

 また、世界から刺激を受けるだけでなく、世界で起こる事件・事象が日本と無関係ではなく、直接的・間接的に私たちの生活に影響を持つ時代ですので、世界に目を向けることが必要となります。そのためにも、ニュースを見る習慣を付けてほしいと思います。本当は、新聞を読む習慣といいたいのですが、高校生は忙しいので、ニュースを見る、でいいです。そして、そこに興味を持ってください。その興味を大切にし、わからないことを調べることから学習の幅や範囲が広がり、それはやがて自分の将来の選択へと拡がっていくのです。

 学習に部活動に一生懸命取り組み、世界にも目を向けて広い視野を持って、新しい学年を過ごして欲しいと切に願っています。

卒業式を終えて



  3月1日(火)、たくさんの人々に支えられ、育てられた35期生198名(5クラス)が、3年間の学業を終えて卒業しました。昨年1万人を超えた卒業生は、今年で10,424人を数えます。

 3年前に新入生として本校の門をくぐったときの皆さんと比べると、みな立派に成長してたくましい姿そのもので、本当にうれしく思いました。それぞれが、本校創立以来の教育方針である「明るく、正しく、たくましい生徒」を育てたいという願いを実践してくれ、部活動にも勉強にも一生懸命取り組んでくれました。

 式辞では、生徒たちに向けての私の願いとして、伊豆中生の持つ素直さ、やさしさ、まじめさに積極性を加えてほしいこと。そして、常に将来のビジョンを持って行動し、毎日を意欲的に過ごしてほしいことと。さらに、やがて成人を迎えるにあたり、一人前の大人としても社会生活を送らなければなりませんから、国内だけでなく世界の動きにも目を向けることを忘れないでほしいことをお願いしました。特に、今年の卒業生は、6月に行われるであろう国政選挙での投票という政治参加がありますから、目の前のことだけにとらわれているわけにいきません。新しい生活を謳歌しながらも、未来へ向かっての準備を行ってほしいと願っています。

 式典終了後、御臨席いただいた来賓の方々からは、よい卒業式であったとお褒めの言葉をいただきました。

 この度卒業しました、35期生を支えてくださいました皆さま方に改めて感謝を申し上げますとともに、今後とも伊豆中央高校へのご支援をお願いいたします。

     校 長  合 田 俊 弘

3学期始業式



  ビジネスマンの世界では、有能で仕事のできる人は、自分のすべきことの明確化と、整理または優先順位をはっきりさせるために「可視化」をするそうです。
 具体的には、チェックリストやto doリスト、あるいは一覧表を使ったりしますが、やり方は人それぞれです。
 先生方も、机の上に付箋紙にいろいろ書いて貼ってある先生もいますし、それこそするべきことの表が書いて張ってある先生もいます。いずれにしても、先生方も可視化をして、仕事の効率化を図っています。
 皆さんは、どんな方法で自分のすべきことを可視化しているのでしょう。毎日利用している学習手帳を使って可視化するのも一案だと思います。もし、目標やすべきことを可視化していなければ、是非してみてください。

 次に、世の中の動きに目を向ける習慣をつけてほしいと思います。世界で起こる事象は、ほとんどが何らかの形で日本に影響を持っています。新年になってニュースでは日韓関係の改善の兆し、イランとサウジアラビアの対立、アメリカでの銃規制が取り上げられていますが、何れも日本には無関係ではありません。  特に3年生と2年生の一部は、今年の夏に選挙をする機会があるわけですから、世の中のことを知らなければなりません。授業で教えてくれるのを待つのではなく、自ら積極的に政治の世界や経済を知る必要があります。

 世界を見る話に関連しますが、今年もドイツ人女子留学生が来ます。教室にも国際交流セミナーの案内が貼ってありますが、世界を見るのは人生にとって大変有益でます。ぜひ、留学生と交流したり、高校在学中でなくてもかまいませんので、留学を視野に入たりして大学生活を送ってほしいと思います。  

2学期終業式



 最近の技術の進歩には、今まで想像し得なかったすばらしいものがたくさんあります。人間と会話をする人型ロボットや、衝突しない自動車等目を見張るものばかりです。 さて、2011年に米デューク大学のキャシー・デビッドソン教授が「今年アメリカの小学校に入学した子どもの65%は、大学卒業時には、今は存在していない職業に就くだろう。」とNYタイムズのインタビューに答えたことが、世界中に波紋を呼びました。  同様に、日本でも今月12月2日、野村総合研究所がオックスフォード大学の教授と共同で行った研究で、「10年から20年後には、今日本で働いている人の49%の職業が、機械や人工知能に代替することが可能だ」と発表しました。 この職業は、スーパーの店員や一般事務・受付事務、タクシー運転手、ホテル客室係、警備員などで、極端な言い方をするとこれらの職業は10〜20年後には不要になるということです。 一方、機械や人工知能でできない仕事は、医師や教師、弁護士等人とのコミュニケーションが重要な仕事や、映画監督、音楽家など創造性が特に必要とされるものであると分析しています。 今の話は、10年以上先のことだから皆さんには関係ないと思うかもしれません。ところが、社会の変化に対する企業の反応は早く、就職の採用についての変化はすでに見え始めています。 事実、いかに筆記試験でトップの成績でも、コミュニケーションがとれない学生は就職が難しいことがある国立大学で判明しています。つまり、どんどん変化している社会に対し、必要な人材・求められる人材にすでに変化が出始めているのです。 こういう社会の求める人材の変化に対し、教育界としても対応しなければなりません。そこで、文部科学省が大学を含めた高校教育のあり方全体を変えようとしています。 そして、本校でも具体的に授業に工夫を加え始めています。最近の授業で、グループで話し合ったり、隣の人と相談したりする場面が増えていますね。こうした取り組みは、考えをまとめたり人にわかりやすく説明したりする、いわゆる総合的に見たコミュニケーション能力の育成を目指したものなのです。 ですから、皆さんは授業中に話し合ったり相談するというシーンがあれば、真剣に話し合い、自分の意見をしっかり述べて相手の意見を聞き、自分の考えを修正したり相手の考えの間違いに気づかせたりという訓練をしっかりして、変化する社会のニーズに応えてください。 そしてもう一つ、技術によって大きく変化する社会が何をもたらすのか、技術の進歩の先にあるものを見ようとする意識も忘れずにいてください。  

The sky is the limit 〜2学期を迎えて〜



 この夏に、岩手県で行われた全国規模の会議に出席してきました。岩手県は、先の東日本大震災で海岸沿い市町が特に大きな被害を受けました。今でも約2万5千人の人が仮設住宅暮らしをしており、復興にはまだ時間がかかるということでした。私個人にできる支援には限度がありますが、小さな協力をし続けながら、一刻も早い復興を願っています。
 さて、岩手県で聞いた講演で、講師の方は高校3年のときのアメリカ留学をした経験が、今の自分を作るきっかけだったと仰ってました。そして、できるだけ積極的にいろいろなことにチャレンジしてほしい、そのことを生徒さんたちに伝えてほしいと仰っていました。目の前の事だけにとらわれず、広く日本や世界に目を向けてほしいと、願うことは皆同じだと思い、改めて皆さんに積極的にいろいろな事にチャレンジしてほしいと願います。
 この会議では何人もの講演を聞いたのですが、その中で‘The sky is the limit.’ という表現を見かけました。そのまま訳せば「空が限界だ。」となります。青空を 思い浮かべてみてください。どこまでも続き、限界などあるように見えません。そうです。皆さんの将来に、限界はないのです。希望と志を持って、常に前向きに進んで行ってほしい。そう願い、この表現を心に留めてほしいと思います。
 2学期は、1年生にとっては文理選択という、大きな決断があります。消去法による選択でなく、積極的な選択をしてください。
 2年生は、3年次の科目選択と修学旅行があります。修学旅行先の町並み、人、風土が気に入って、修学旅行先の大学へ進学したという例もたくさん知っています。興味を持って、入念な準備をして、意義あるものにしてください。
 そして3年生は、いよいよ受験本番が近づいてきていますね。夏休み中に身に付けた受験への決意や習慣を持ち続け、目標に向かって努力を続けてください。
 まだまだ暑い日が続きます。体調管理も高校生には大切な勉強の一つですので、疲労の蓄積や熱中症、怪我等に気を付けながら二学期をがんばりましょう。
 皆さんの可能性は、無限です。The Sky is the Limit.このことを忘れず、何事にもチャレンジしてください。 

一学期を振り返って

 

   1学期の間に、とてもうれしかったことが3つあります。
 一つは、生徒の皆さんの積極的な協力です。
 7月27日(月)に一日体験入学を実施し、1,000人近い参加をいただきましたが、その場での全体説明や地区に分かれての教室での説明、部活・校舎見学の引率等、生徒の皆さんがとても活き活きと協力をしてくれました。思い出してみると、4月の新入生オリエンテーションのときから、清流祭前の草刈作業等数えきれないくらい積極的協力をしてくれる伊豆中生は、本当にすがすがしく、うれしく思っています。
 二つ目は、「チーム伊豆中」です。
 生徒の皆さんの、お互いの活動に対する応援を、名づけて「チーム伊豆中」と呼んでいます。ソフト部(女子)の応援に男子ハンド部が駆けつけ、ハンド部の試合にソフト部や女子バスケット部が応援に行ったり、全国大会を決めたホッケー部の試合にも大勢の応援があったりしました。とても喜ばしいことだと思います。これからもお互いの活動に敬意を払い、チーム伊豆中として学校全体で活躍できたらいいと思っています。
 三つ目は、この夏休みに学校外で活躍しようとしている人たちがたくさんいることです。主なものを挙げてみますと、
@日本の次世代リーダー養成塾:静岡県代表
A被災地ボランティア:静岡県代表
Bソロプチミストユースフォーラムin大阪:静岡県代表
Cふれあい体験塾研修生リーダー
D静岡県立大学主催ファーマ・カレッジ参加
E静岡県教育委員会主催チャレンジラボ参加 などです。
 高校生のグローバル化が進められようとしている中、勉強と部活動だけでなく、積極的にどんどん自分のしたいことを見つけて、挑戦してほしいと思います。そして全員「充実した夏休みだった」という感慨を持ってケガも事故もなく9月の始業式に出てきてくれることを切に願っています。
   
 

清流祭を終えて

 

  清流祭へのご来場ありがとうございました。
 多くの皆さまのおかげで、第33回清流祭(文化祭と体育祭5月30日〜6月2日)を盛況のうちに終えることができました。
 生徒たちはそれぞれの持ち味を十分に発揮し、部活の出し物や生徒会企画、中夜祭へ参加をするなどして楽しんでいたようです。
 生徒会企画では、クラスTシャツのファッションショーや生徒が出演してのリレーインタヴュー映像など新しい企画があり、情報の授業で培った技術を使ったものも見られ、「学んだことが活かせた」企画になっていたことにうれしさを感じました。
 一般公開にはたくさんの方が来校してくださり、模擬店やクラス展示も大盛況でした。模擬店等が盛況であることは、小さいながらも成功体験となりますので、そこから何か感じ取ってくれたらいいと思っています。また、PTAや後援会の方々のバザーやカレー、野菜等の販売もにぎわっていました。本校の保護者の皆さまの温かいご支援が見られ、本当にうれしくなりました。
 体育の部では、各種目に工夫がなされ、生徒たちは一生懸命に参加していました。保護者の方々もたくさんの応援をいただき、ありがとうございました。

 ほとんどの3年生は、この清流祭が終わると一気に受験モードに空気が変わるはずです。早速6日(土)には模擬試験が行われました。先生方も生徒を後押しし、寄り添い、それぞれの進路目標達成に向けて生徒と一緒になって受験体制へと向かっていきます。
 全員が希望の進路に進めることを願っています。                   
 

ご挨拶

 

 伊豆中央高校勤務の、二年目を迎えました。心優しく、明るい挨拶のできる生徒たちに恵まれ、先生方も熱心で、毎日が充実しています。先日、PTA役員を退任する方々に、本校で活動した感想をお聞きしました。皆さん一様に、学校に来ると生徒が明るい挨拶で迎えてくれたので、とてもうれしかった、学校に来るのが楽しみになったとおっしゃってくれました。うれしい限りです。
 さて、新年度を迎え、始業式で生徒の皆さんにいつも褒められる明るい挨拶の継続と、さらに二つのお願いをしました。一つは、当たり前のことなのですが、進学校の生徒として進路目標を早めに、具体的に設定すること。すでに目標が定まっている人は、そこに向かっての取組をどんどん進めることです。
 もう一つは、世界に目を向けてほしい、言い換えれば視野を広げることをお願いしました。実は、昨年度開校以降初めての留学生を受け入れましたし、シリア人学生を招いてシリアの国内情勢を語ってもらいました。また、カンボジアに小学校を作った内田先輩に来校してもらい、夢をかなえるにはどうしたらいいかという話をしてもらいました。今年度も、こうした世界に目を向けるきっかけとなる取組をすすめていく予定ですので、生徒の皆さんも新聞を読んだり、ニュースを積極的に見たりして、日本だけでなく世界の動きに目を向けてほしいのです。
 入学式では、新入生への式辞の中で、進学校の生徒として早めの目標設定と、自学自習の習慣の確立、時間の使い方の工夫、そして世界に目を向ける意識を持ってほしい、そしてできれば狭い日本を飛び出して、世界で活躍できる人材となる基礎を築いてほしいとお願いしました。新入生諸君も、多くの先輩方のように文武両道に励み、充実した3年間を送ってくれることを願っています。
 今年度も、教職員が連携・協力して教育活動にあたりますので、伊豆中央高等学校へのご支援をお願いいたします。                                    
 

卒業式を終えて

 

   3月1日に、たくさんの人々に支えられて育った、34期生241名が晴れて卒業していきました。おかげさまで、本校の卒業生は今年1万人を超えたことになります。 3年前に新入生として本校の門をくぐったときは、まだどこかあどけなさが残っていましたが、みな立派に成長してたくましい姿そのもので、本当にうれしく思いました。 式辞では、生徒たちに向けての私の願いとして、将来のビジョンを持って毎日を過ごして欲しいことと、やがて成人を迎えるにあたり、一人前の大人としても社会生活を送らなければなりませんから、この激動の日本では、国内だけでなく世界の動きにも目を向けてほしいとお願いしました。 卒業生代表の答辞では、学校や仲間への感謝の気持ちと、愛情あふれる親の苦労に対して心からの感謝の言葉が述べられました。卒業生を代表した親への感謝のことばに、生徒だけでなく保護者の皆さんや教職員も感動し、目を潤ませていた人が何人も見受けられました。人の気持ちのわかる、優しい心づかいのできる生徒たちばかりなんだと、改めて本校の生徒の心根がわかった気がして熱いものがこみ上げ、私も答辞を受けている壇上で涙をこらえるのが精一杯でした。 式後、御来賓の方々からは、良い式であったとお褒めの言葉をいただきました。 この度、34期生を支えてくださいました皆さま方に改めて感謝を申し上げますとともに、今後も伊豆中央高校へのご支援をお願いいたします。                                     

三学期・始業式あいさつ

 
  さあ、一年の締めくくり、三学期の始まりです。
 日毎に寒くなってきますが、元気よく過ごしましょう。

 ところで皆さん、スナフキンを知っていますか? そう、フィンランドのアニメ、ムーミンに出てくる人生を達観したようなちょっとニヒルな感じのする旅人です。彼はムーミン谷に住みつき、ムーミンたちにいろいろなアドバイスをするのですが、いつもとても示唆に富んだことを言ってくれます。
 ある日、自分の将来に悩んでいたムーミンに、こんなアドバイスをしました。
「いいかい、ムーミン。大切なのは、自分のしたいことを自分で知っているってことなんだよ。」

 つまり、前向きで自分にはっきりした目標があるからこそ、自分のしたいことが見える。ただただ、課題に追われ部活に明け暮れている、すなわち日常に埋没しているだけでは、自分のしたいことがはっきりとは見えてきません。それどころか、持っていた目標を見失ってしまうことすらあります。

 そこで、一度客観的に自分の目標を見つめなおしてほしいと思います。もちろん目標は常に皆さんの頭の片隅にあると思いますが、頭から出して目で確認してみることで、より明確になります。ぜひ一度、目標を紙に書いて眺めてみてください。きっと、新たな気持ちで取り組む勇気や力が湧いてくると思います。

 今月、ドイツから女子留学生がやって来ます。この人も、自分で考え続けた目標を実行に移し、一人で日本にやってきて半年間伊豆中央高校で学ぶ決心をしたのです。皆さんも、ぜひ何かにチャレンジする気持ちを持ち続け、いつかそれを確実に実行に移してください。そのためには、決して目標を見失わないことが大切だと思います。

 今年一年間のまとめと、4月からの新しい年度に向かってのステップとなる、充実した3学期を過ごしてください。
 
 

二学期を終えて

  最近、昼休みに図書室へ行くと、勉強している生徒を見かけます。また、放課後に廊下を歩いてみると、3年生を中心に教室や進路室・図書室などで勉強している生徒をたくさん見かけます。自習が学校全体で習慣化しているのでしょうか。

 3年部の先生に伺ったところ、今年は例年以上に自習をしている人の数が多いそうです。私は、電車で学校に通っていますが、本校の生徒がよく勉強している姿を目にします。目標に向かっている一生懸命の姿で、見ていてうれしい姿です。学校全体での勉強の広がりが促進されるよう、3年部では夜7時まで自習場所の開放をしてくれています。また、図書室でも入ってすぐのところに学習参考書の類をたくさん置いて、生徒たちの学習の補助をしてくれています。

 今年の3年生を中心とした自習習慣の広がりは、積極的な取り組みの一つです。もっと広がればいいと思っています。もちろん、毎日部活に一生懸命取り組んでいる人もいます。でも、部活の無い時や昼休みなど時間を上手に使って、学校全体で自習が、勉強が当たり前という雰囲気がもっと出てくれたらいいと思っています。

 新しい取り組みをすることは、一つのチャレンジです。チャレンジを辞書で引いてみると、A challenge is something new and difficult which requires great effort and determination. と書いてあります。すなわち、かなりの努力と決意がなくてはできることではありません。

 もうすぐ新年を迎えます。昔から、1年の計は元旦にありといいます。3年生は、4月からの新しい生活(これもチャレンジです)を胸に描きながら今の努力を継続してください。1・2年生は、それぞれ新しい学年へのゼロ学期と思い、今年できなかったこと、来年取り組みたいことなどの新たなチャレンジの決意をする、そんな冬休みにしてほしいと思います。
 
 

二学期・始業式あいさつ

 さあ、二学期の始まりです。 元気よく、張り切って過ごしましょう。 その前に、1学期の終業式でお話したこと、2つ思い出してください。
 そう、一つは、英語のことわざです。
You can lead a horse to the water, but you can’t make him drink.. でした。
水は、自分から率先して飲めたことと思いますし、積極的な夏休みを過ごし、充実感があることと思います。オープンキャンパスに参加した人も多いと思います。大学を見てきた人たちは、きっとモチベーションがアップしていることと確信しています。
 もう一つ。世界に目を向けたでしょうか?日本で起こる事象の多くは、世界とつながっています。世界を知らずして現在の日本を正しく把握できないことがたくさんありますし、世界を見て、そこから日本ではどうなのだろうと顧みることもできます。ぜひ、これからも世界に目を向けることを忘れないでください。
 さて、今日から始まる2学期ですが、1年生は文理選択という大きな決断があります。十分に調べ、先生や保護者と相談して間違えることない選択をしてください。 2年生は、3年になってからの科目選択があります。来年の受験に向けて正しい選択をしてください。そして最大の行事、修学旅行があります。入念な準備をして、意義あるもの、そして思い出深いものにしてほしいと思います。 3年生は、いよいよ受験本番が近づいてきています。一学期の終わりから続いている受験体制をより研ぎ澄まし、自分の目標に向かって進んでいってください。応援しています。
 まだまだ暑い日が続きます。体調管理も高校生には大切な勉強の一つですので、熱中症や疲労の蓄積、怪我等に気を付けながら二学期もがんばりましょう。 


一学期を終えて

  

80日間にわたる、1学期が終了しました。生徒の皆さんにとっては、どんな1学期だったのでしょう。
この間、様々な行事がありましたが、行事の度に生徒が活躍してくれました。自分たちが主役の時はもちろん、準備や片付けに当たっている場合でも、一生懸命にその役をこなしてくれ、見ていて本当にうれしい思いでいっぱいでした。
 みんなで協力して学校生活を送ることは、大切なことです。それがわかっている本校生は協力することを惜しまないのだと、改めて感心しました。また、学校帰りに見かけた具合の悪い人のために救急車を呼び、その到着まで付き添っていた生徒もおり、うれしかったとお礼の電話も頂戴しました。生徒全員が、人として大切なこと、正しいことは何かを理解し実践できる。そんな学校であり、みんなそうした生徒に育ってほしいと願っています。
  さて、夏休みは長いようで実際は短いものです。終業式で紹介したことわざを忘れず、素晴らしい夏休みにしてください。
You can lead a horse to the water, but you can’t make him drink.
 そう、何ごとも本人の意思次第で変わってくるはずです。積極的に、自分のなすべきことをしっかりこなし、9月には充実した夏休みの成果をたくさん背負って登校してくるみなさんに会いたいと思っています。 

       

清流祭を終えて                   

たくさんの皆さまに支えられて、第32回清流祭(文化祭と体育祭5月31日〜6月3日)が終了しました。 生徒たちは、それぞれの持ち味を十分に発揮し、部活の出し物や生徒会企画、中夜祭へ参加をするなどして楽しんでいたようです。
 文化行事ではカンジヤマ・マイムさんに来ていただき、素晴らしいパントマイムを見せていただきました。代表の藤倉様からは、「これから何か自分の一生をささげられるものに出会ったとき、苦しくともやり遂げること。一期一会を大切に生きること」など、生き方のヒントもいただきました。
 一般公開では、たくさんの方が来校してくださり、模擬店やクラス展示も大盛況でした。また、PTAや後援会の方々のバザーやカレー、綿菓子、野菜等の販売もにぎわっていました。本校の保護者の皆さまの温かいご支援が見られ、本当にうれしくなりました。
 体育の部では、各種目に工夫がなされ、生徒たちは一生懸命に参加していました。保護者の方々も100余名の応援をいただき、ありがとうございました。
 3年生は、この清流祭が終わると一気に受験モードに空気が変わるといわれています。先生方もそれを後押しし、寄り添い、それぞれの進路目標達成に向けて一緒になって受験体制へと向かっていきます。全員が希望の進路に進めますことを願っています。 


ご挨拶                   

4月に赴任してきて最初に気づいたことは、出会う生徒たちがみな明るくあいさつしてくれ、服装もきちんとしていることでした。校舎に入ってみると、春休み中にもかかわらず掃除が行き届いていました。 生徒が落ち着いて学習している学校は、あいさつ・服装・清掃がきちんとできている、つまり基本的なことを大切にしていると言われています。本校が地域の人々から進学校として支えられるよう、また地域の皆さんに愛されるよう、教育に情熱を注いできた先達たちの熱い思いを感じずにはいられませんでした。 4月7日に第36回入学式を挙行して新入生を迎え入れ、在校生も進級して新たな気持ちで学校生活を送っている姿を見ると、若い人たちのエネルギーを感じ、すがすがしい気持ちになります。そして校歌の一節「ああ 青春をここに迎える 伊豆中央高校の われら」の体現であると嬉しくなります。 本校は、創立以来「明るく 正しく たくましく」をかかげ生徒を育ててまいりました。生徒たちは文武両道をめざし、学習や部活動や学校行事にも積極的に取り組み、教職員も全力で生徒の支援をしております。常に明るく自ら未来を切り拓いて行く姿勢を持ち続け、いつも正しくあろうと努力する志を忘れず、成長するにしたがって心身ともにたくましさを身につけていく。そのような若者を、この自然豊かな地で育てたいという思いを、「明るく 正しく たくましく」に込めて生徒の教育にあたって行きます。 これからも伊豆中央高等学校へのご支援をお願いいたします。